2024.06.11

3年ゼミ「猪飼野フィールドトリップ」

maru 研究室だより tag 林ゼミ

林ゼミでは日本における日本語教育や多言語・多文化状況について理解を深めるために、2024年5月12日(日)に大阪市生野区でのフィールドワークを実施しました。
当日は、藤井幸之助さん(猪飼野セッパラム文庫代表理事・同志社大学嘱託講師)にガイドをしていただき、街の様子を観察をしながら、鶴橋駅からコリアタウンを経て、今里の「猪飼野セッパラム文庫」に向かいました。地域の歴史・文化を知ることのできる場所を訪問し、貴重なお話をうかがうことができました。

・鶴橋国際マーケット
・古書「楽人館」
・疎開道路
・古本とカフェ「ツルモモ」
・ギャラリーSalto(金石出/キムソクチュル自選展)
・御幸森天神宮(王仁/ワンイン博士歌碑)
・大阪コリアタウン(旧御幸森商店街)
・大阪コリアタウン歴史資料館
・御幸森第2公園(韓国風公衆トイレ、トルハルバン)
・平野川・御幸橋
・猪飼野セッパラム文庫(文庫見学・説明、フィールドトリップの振り返り、七輪炭火焼肉とモツ鍋、チョゴリ試着)

記録や文学、マスメディアで描かれる「コリアタウン」、「鶴橋」、「猪飼野」やそこに集う人々の姿を見るだけでなく、自分で歩くことで見えてきた街の姿、そこで出会った方々のことばを踏まえて、一人ひとりが自分の考えを広げ、深める機会となりました。

フィールドトリップでお世話になった皆様、ありがとうございました。