日本語日本文学科では、コロナ禍の時期を除いて、毎年、大阪府泉南郡の国際交流基金関西国際センターで日本語研修を受講する各国外交官・公務員研修生を本学に迎え、日本語交流会を開催しています。
2024年1月6日(土)、日本語日本文学科で日本語教員養成科目を履修している学生およびClub IEO(本学公認ボランティア団体)に所属する学生等、1年生から3年生まで合計16人が、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、中米など21か国の若手外交官・公務員21人を迎えて交流会を行いました。各国外交官・公務員は、2023年10月に来日し、5月まで国際交流基金関西国際センターでの研修を予定しています。
交流会はグループでのフリートークから始まりました。学生と外交官・公務員はお互いに日本語や英語、筆談、スマートフォンの画像検索など様々な手段を駆使しながら、出身地や、好きな音楽や食べ物、若者言葉について紹介するなど、多様な話題で盛り上がっていました。
次にアクティビティとして、すごろくや百人一首絵札を使った坊主めくり、ボードゲームなど日本の遊びや書道をして楽しみました。書道では学生のサポートを受けながら、自分の好きな言葉や自分の名前などを日本語で表現していました。
最後にカンボジア出身のPhakdey(パクディ)さんが代表として日本語と英語であいさつを行い、閉会となりました。言語・文化的な背景が異なる人同士でしたが、学生も、外交官・公務員の方々もたえず笑顔で会話を楽しんでいる様子でした。短い時間でしたが、充実した時間を過ごすことができました。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
※交流会の報告は、大学のサイトにも日本語と英語で掲載されています。
【文学部 日本語日本文学科による各国の外交官・公務員との日本語交流会を実施しました。】
文責:上田和子(日文学科教授)、野畑理佳(同、准教授)、林貴哉(同、講師)