2022年度、第4回目のオープンキャンパスが、8月11日(木)に開催されました。
ここでは、日文学科で行われた学科企画プログラムの模様をご紹介します。
①教員(学科長)による学科説明と学生イベント
日文学科での学びや就職支援について、山本欣司学科長が詳しく説明しました。
また、卒業生による、在学時代の学生生活の送り方や、卒業後のキャリア紹介なども行われ、最後に現役在学生からの質問タイムも設けられました。
②模擬授業「外国語としての日本語:出会う、おどろく、そして育む」 上田先生
日本語教育について、多角的に考えるきっかけとなるお話をしていただきました。
日本語教育とは、第二言語(外国語)として日本語を教えることです。
したがって、彼ら「学習者」(日本語教育では、日本語を勉強する人のことを「学習者」と呼びます)からの質問は、ネイティブ(「母語話者」のことで、この文章の場合は、我々日本語を母語とする人たち)にとって思いがけないものであったりします。
また、「学習者」からの「音声」に関する疑問(例:「きいています」「きっています」「きています」の区別がつかない など)については、「学習者」の母語の影響が強く出ていたりします。
実際に現場に出てみると、普段考えたこともないようなことを聞かれたりするなど、自分で自分のことを知る難しさを感じる場面も多く、日本語教師とは、“習ったことがないことを教える仕事”と捉えることもできるということでした。
ですが、それと同時に、「人を感じるすばらしさ」「世界の人と出会える楽しさ」を感じることができる職業でもあるという授業でした。
③〈懇談コーナー〉
個別に相談できるスペースとなっており、教員や在学生スタッフがみなさんの疑問や質問にお答えしました。
〈展示コーナー〉
書道作品や創作作品の展示のほか、しおり作りの体験ができるコーナーも設けられました。
今回のオープンキャンパスも、前回と同様「事前予約制」というかたちでの開催となりましたが、
当日は猛暑の中、非常に多くの方々にご来場・ご参加いただき、ありがとうございました。
模擬授業は毎回異なりますので、次回へのリピート参加も大歓迎です!
★次回のオープンキャンパスは、9月25日(日)に開催予定です★
本学の日文学科に興味関心のあるみなさま、お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
日文学科スタッフ一同、みなさまのお越しを心よりお待ちしております!!