2021.08.03

学生の声/長坂千奈美さん(短日から大日編入)

maru 学生の声

2019年度入学

大阪府立市岡高等学校

長坂千奈美さん

——武庫川女子大学を選んだ理由を教えてください。

受験勉強に全く身が入らず、自分が本当に進学したいのかもわからなくなっていた時に武庫女を見つけました。武庫女は短大から大学への編入制度があるため、とりあえず2年間短大で勉強してみてから考えるという選択ができることが大きな決め手でした。怠けていた受験勉強でしたが唯一、現代文や日本語の文法の勉強は苦ではなかったので、日本語文化学科を選びました。

 

——短日での学生生活はどのような2年間でしたか?

せっかく進学したからには2年間しっかりと勉強しないともったいないと思い、授業を単位取得限度のぎりぎりまで取りました。共通教育科目ではグラフィックデザインやwebデザインの授業も履修し、学科の授業以外に興味があったことについても知識を深めることができました。

 

——短日から大日に編入しようと思ったのはなぜですか?

あんなに嫌いだった勉強を、短大で初めて楽しいと思えたからです。高校までの受験のための勉強とは違って、短大では自分の興味を深めるための勉強ができました。今までに読んだことがある漫画や小説がレポートの題材になることも多く、学びの対象の幅広さに驚きました。短大の2年間ではちょっと物足りなくて、大学に編入してもっと学びを追求したいと思ったのがきっかけです。

 

——大学の広報スタッフとして活動しているとうかがいました。活動内容やご自身の役割について教えてください。

武庫女の魅力を発信するというコンセプトの元、取材を行いSNSでの発信や学内広報誌の制作を行っています。私は欲張りなので、学科の勉強だけじゃ物足りず学生生活をもっと充実させたいと思い、短大1年生の時から活動しています。結果、他学科の先輩や友達が増えたり、もともと興味があった広報物のデザインも手掛けることができたりして経験値が大幅にアップしました。

 

——卒業後に関して考えていることはありますか?

大学で習ったことと広報スタッフとして得た経験を生かして、広報系の仕事につきたいと考えています。自分がいいなと思ったものを発信して、それを見てくれた人が楽しい気持ちになったり、その人の暮らしが少し良くなったりする仕事ができれば最高ですね。

 

——武庫川女子大学の文学部日本語日本文学科、短期大学部日本語文化学科を目指している学生にメッセージをお願いします。

大学・短大では高校までの勉強とは一味違った勉強ができます。自分が興味のあることの知識を深める場所、言ってしまえば、日本の文学や語学に関する「論理的なオタクを」育成する場所だなと私は思いました。ぜひ、一緒にオタクになりましょう。