2025.07.25

3年ゼミ「短期留学生(SIJプログラム参加者)との合同授業」

maru 活動報告 maru 研究室だより tag 林ゼミ

林ゼミでは、日本語学習者との交流を通して、コミュニケーションについて実践的に学ぶ機会を設けています。2025年7月8日の授業では、武庫川女子大学で実施している短期留学(SIJプログラム)に参加している留学生との交流を行いました。
この授業は3週間の日本滞在の最終週に設定されていました。この間、留学生は自己表現のための日本語を学んだり、文化体験や関西地方の散策、ホームステイを行ったりと、多様な経験をしているようでした。
そこで、今回の交流会は、それぞれのゼミ生の具体的な日常生活を知ることを通して、留学生が日本文化の多様性を学ぶ機会を作ることを目標としました。少人数のグループに分かれ、ゼミ生から自己紹介や日本での生活、自分の好きなことについて紹介した後、質疑応答を行い、折り紙やあやとりなどの遊びをしながらフリートークを行いました。

以下、ゼミ生からの感想です。

・共通の話題でアニメがあって各々好きなアニメについて語れたことがよかったです。留学生によって日本語の理解度が異なることから英語も混ぜて話すことで仲良く交流出来たかなと思います。留学に来た目的であったり日本のどこに行きたいかなど気になることも多く聞けてよかったです。

・好きな食べ物を聞いたときに多くの留学生が日本食(寿司、おにぎり、天ぷら、そばなど)を挙げていました。あやとりは日本の文化だと思っていましたが、アメリカにもcat’s cradleとしてあやとりが親しまれているということを知って驚きました。また、折り紙もわたしたちより上手に折っていたことにも驚きました。

・折り紙をお互い作りあいながら、他国の文化、なぜ日本に来たのか、将来何になりたいのかを知ることが出来た。日本語と英語が入り交じった文で会話をしていたがお互い言語や多文化理解をするいい機会になったと思う。

・留学生と直接コミュニケーションを取ったことがなかったのでとても緊張しましたが、日本の文化や言葉に興味を持ってくれている事に嬉しく思いました。私もいつか留学してみたいです。

・私は折り紙やあやとりが苦手なので、留学生に教えたりできないなと不安に思っていたのですが、折り紙もあやとりも留学生で得意な方がいて、とても器用だったので、教えてもらって楽しい時間を過ごせました!おすすめのアニメや音楽を教えてもらったり、写真を見せながらペット愛を語ってくれたりしました。みんな日本語がとても丁寧で、会話を広げるのも上手で、グループごとの時間は10分ほどでしたが、濃い充実した時間を過ごせました。