2025.05.02

「日本の芸能」(3年)フィールドワークで西宮能楽堂を訪問しました

maru 活動報告

2025年4月30日、「日本の芸能」(大日3年・担当 羽生紀子)でフィールドワークを実施、西宮能楽堂を訪問しました。こんなにご近所なのに、知らなかった…と、学生からは驚きの声があがります。現代的な建物の中には、すばらしい能舞台。一気に伝統芸能の世界にひき込まれます。

梅若基徳先生によるレクチャーでは、人形浄瑠璃や歌舞伎との関連も含めて、能の歴史などについて学びました。授業でもあらかじめ勉強して行きましたが、さらにさまざまな視点からなされる解説に、能への理解が深まります。
鳴尾が登場する「高砂」の謡指導。みんな、しっかりと声を出します。…が、なかなかムズカシイ。

梅若雄一郎先生に仕舞をご披露いただきました。基徳先生の地謡と共に、迫力満点。やはり教室の投影で見る動画とは段違いの迫力です。
質疑応答、能面を手に取って見せていただくなど、あっという間に終了時刻となりました。実際の上演も観てみたい! と、能への興味を深めた学生も続出。実り多いフィールドワークとなりました。
梅若先生をはじめ、能楽堂のみなさま、ありがとうございました。

(羽生紀子)