2024.10.15

3年ゼミ 比喩表現を学ぶ2

maru 研究室だより tag 設樂ゼミ

設樂ゼミでは、前週に続き「味ことば」を掘り下げるため、抹茶のお菓子を食し、レポートしました。今回は比喩だけでなく、擬音語擬態語も多めに使ってみましたよ。
①お団子セット
つやつやのほうじ茶団子のほか、白団子にこし餡や抹茶餡、きな粉餡が乗った見た目鮮やかなお団子セット。
まず、ほうじ茶団子を視覚で捉えると、麦茶の色、ツルツルの見た目。
嗅覚では、ほうじ茶の香り。 食感はもちもち、ふわふわ。味は舌に残るやわらかな苦みがあります。
続いて、餡子が乗ったお団子たちの比喩表現は、3つの白いボールに絨毯かお布団が被ったよう、とのこと。
②抹茶フィナンシェ
見た目は抹茶色、香りはしっとりバターで、味はお茶が甘さと交差して、苦みと甘みのバランスがほどよい感じ。
③抹茶どら焼き
米粉の生地のせいか、ふんわり、ふわふわで、味は大人の苦みがある。
④抹茶のくずわらび
見た目は、葉っぱ(笹)の中に隠されたプルプル揺れる鮮やかな抹茶色の塊り。 
口に含むと、もちもち、もっちゃり、不思議な感触。なかなか言葉になりません。
 
う~ん。最後のくずわらびは、公式ホームページにも
「国産の本葛粉と本わらび粉を使用した、もっちり、ねっとりしたなんとも言えないおいしさです」とあり、
食べてみないと分からない、というか、食べてみても「なんともいえない」お味でした。
 
今回のお菓子は、大学近辺の京寿庵ともえさんから購入しました。ありがとうございました。