2024.10.02

3年ゼミ 比喩表現を学ぶ

maru 研究室だより tag 設樂ゼミ

設樂ゼミでは、前期の諸活動を生かし、後期は卒論テーマを考えるための課題発表をしています。
その発表の一つ、「メトミニー(換喩)を使用した味ことば」は、「しあわせな味」「ほっとする味」「なつかしい味」などのメタファー(比喩)を卒論で取り上げたい、というものでした。
そこで早速、ゼミ生全員で協力できることとして、ケーキを食し、比喩でレポートすることになりました。
次のA,Bは、ケーキ2種の画像のどちらが、どちらでしょう?
A)みずみずしくてさわやか、表面は甘くてかわいいけれど下は少し苦い、まるで人の心のようだ、お花のような見た目。
B)秋の味、自分でごほうびに食べたい味、女子大生のアフタヌーンティー
 
ほかにも、にわか詩人、いやいやコピーライターでしょうか、傑作がずらり。
・ふわふわクッションみたい、超しっとり(チーズケーキ)
・大人の味がするチョコレート、柔らかい秋のような見た目と味(モンブラン)
・宝石のようないちご、麗らかな陽気が差し込む昼下がりのような味(ショートケーキ)
・ルビーのよう、小悪魔の魅惑の味、シンデレラが王子様に出会って恋に落ちたような味(ラズベリームース)
・綿あめのように溶けてしまうムース、落ち葉のようなチョコレート、太陽(ひ)が沈んだ後の夕焼けの味(チョコレートケーキ)
・バターかおるタルト生地、濃厚な紫いもがズッシリ、栗のような形、しずかちゃんも唸る紫いもモンブラン
どうでしょうか。皆さんも食べるときに、味を何かに例えてみてください。きっと美味しさが倍に…いや、ゼミ生は考えながら食べるのが難しそうでしたが、いつもよりじっくり味わって食べることが出来ました。
次回は和菓子編(だんご、どら焼き、葛切りetc)です。傑作(?)があったらご報告しますね。
※今回のケーキは、大学近辺のベルンさんから購入しました。
美味しいケーキをありがとうございました。