6月某日、3年生の書道ゼミ生で、京都に展覧会鑑賞と筆屋めぐりをしました。
展覧会は、京都文化博物館で開催された「生誕百年 古谷蒼韻展」を鑑賞しました。
日本芸術院会員、日展常務理事、日本書芸院顧問などを歴任し、和漢の漢字表現をベースに、万葉歌や和歌の表現に漢字と仮名の溶け合った独自の和様も追求した多彩な書作が、一堂に展観されていました。
日展文部大臣賞や日本芸術院賞を受賞した作品、六曲一双の和様表現・散らし書きによる万葉歌など、代表作も展示されていました。
大学での専門の書作にあたり、示唆に富む作品群でした。
また、鑑賞前には、京都の老舗の紙屋「津久間」さんや、「書遊」さんにも立ち寄り、筆や墨、紙などを購入しました。
これから良い作品が書けますように!