2023.06.07

オンライン日本語交流会

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2023年度前期に、韓南大学校(韓国大田広域市、本学協定大学)日語日文学科で日本語を学ぶ皆さんとのオンライン日本語交流会を3回(5/25,5/26,6/5、各1時間程度)行いました。「日本語教育インターンシップ」(大日3年4年、3名)、演習Ⅱ(大日3年野畑ゼミ12名)、「日本語教育学入門」(大日1年有志21名)を履修する学生とともに、全学生対象「学び発見ゼミー日本語とコミュニケーション」(1年生15名)受講生も参加しました。
教員は、韓南大学校から松下由美子講師、武庫川女子大学日文学科から上田教授、野畑准教授、林講師が参加し、活動の運営にあたりました。

韓南大学日文学科からの参加者は3年生4年生中心で、流暢な日本語会話力に驚かされました。日本人学生は1年生も多く、オンライン活動に慣れない学生もいましたが、グループワークをする中で次第に互いの緊張がほどけ、興味関心のあることなどを話し合い、活動時間はあっという間に過ぎていきました。何よりも韓南大学の学生さんたちの高い日本語力、そして積極的に話を展開してくれたおかげで、和やかな雰囲気で話ができました。

当日はお気に入りのものなどの写真を見せながら話しましたが、話題は学生生活、ドラマや文学に至るまで、様々な話になりました。授業によっては、活動後の振り返りとして、うまくできたことやできなかったこと、あいづちの役割も含め、自身の日本語コミュニケーションについても客観的にふり返る時間を持ちました。

オンライン活動はコロナ禍以降に定着してきましたが、運営を担当する教員には戸惑うことがまだまだあります。しかし、海外の日本語学習者とのやり取りから、参加学生が日本語教育の一端を感じ取っている様子を見ていると、学びの場におけるオンライン活動の可能性をあらためて実感させられます。
次回も多くの学生が参加してくださることを期待しています。
(文責:上田、2023.06.07)