梅の花が高く香る季節となりました。
文学部進学説明会が催される日に、わたしたち日本語日本文学科は、午後3時からL2ー31教室で模擬授業と学科説明を行い、午後4時からキャンバスツアーを実施します。
前半は、「3D的言語表現体験――髭男「Subtitle」と陶淵明「飲酒二十首」」という模擬授業です。
Official髭男dismの「Subtitle」という曲を耳にした人はきっと多いことでしょう。よく聴かれている曲にはどんな魅力があるのでしょうか。「Subtitle」の場合、ドラマの影響とメロディの良さに加えて、歌詞の面白さにあると言えそうです。
今回の授業では、中国の詩人陶淵明の詩と重ね合わせてみながら、「Subtitle」の歌詞をより深く理解して楽しむ方法を一緒に考えてみようと思います。言葉というものは、身近なものでありながら、実に扱いがたく、そして、愛おしいものです。
後半は、令和6(2024)年度から新たにスタートするカリキュラムのことなど学科全体の学びを中心に説明します。
最後は、在学生がキャンパスツアーにお連れする予定でいます。
明るい花の季節を迎えたキャンパスでお待ちしています。