日本語日本文学科では、司書課程(図書館で働く司書の資格を取得する)を学ぶ学生がたくさんいます。
その学生を含む、設樂ゼミと(株)コトバノミカタが企画した「漢字ワークショップ」が、あかし市民図書館で開催されました。
参加者は、漢字の成り立ちや日本で作られた漢字「国字」について学び、「蛸」の書き方を練習した後、いろいろな「たこ」の漢字(多幸、手子、章魚、海蛸子など)で書き初めをしました。
難しい漢字の書き初めに挑戦したのは、小学生たち10人。なんと、マダコを飼っている小学生もいましたよ。
そのなかで、5歳の幼稚園に通うお子さんもがんばって「鱆」や「海蛸子」「多幸」を完成させてくれました。
筆を置いた子どもたちが、蛸の生態や歴史や料理を学ぶ間に、大学生は10人全員の作品にコメントを書いて、最後に渡してあげました。
ワークショップ後、大学生は企画・広報担当の司書T様からレクチャーを受け、ユニバーサル・サービス(DAISYや拡大鏡など)も見せてもらいました。
レクチャーでは市民参加の活動について、質疑応答を交えて詳しいお話をうかがえました。
あかし市民図書館様、どうもありがとうございました。