2021.11.08

上田ゼミ3年生が日本語学校を訪問しました

maru お知らせ tag 上田ゼミ

日本語教育ゼミである上田ゼミですが、新型コロナウィルス流行の影響で、なかなか実際の日本語学習者の方々との接点を持つことが難しい状況が続いています。
それでも前期は、野畑ゼミと共同でオンラインによる交流会などの活動を、合計10回行いました。
そして、後期に入り緊急事態宣言が解除して、感染も少し落ち着いてきた2021年11月4日、ゼミ生7名が大阪YMCA国際専門学校を訪れ、留学生の皆さんと日本語によるゲームやフリートークなどで楽しい時間を過ごしました。
参加したのは、対面12名、オンライン3名の男女合計15名で、出身は中国、台湾、香港、オンラインの3名もこの3か所からでした。
コロナ拡大前に来日していた留学生も、昨年10月ごろに来日した方も、せっかくの留学生活がオンライン授業になるなど、苦労が多かったとのことで、満を持しての対面による交流会になりました。
はじめの自己紹介の後は、チームに分かれて、対面組は「デートプラン」を競うゲーム、オンライン組は「故郷紹介」をしました。
その後全員が集まって、各チームの発表を行いました。
ユーモアあふれる内容に、留学生、ゼミ生双方ともはじけるような笑顔が印象的でした。
初めは緊張した面持ちでしたが、フリートークになると、「密を避ける」ことを気にしながらも、留学生も大学生も身を乗り出していました。ゼミ生は外国人留学生と話しているという現実より、友達同士で話し合うような気持ちになったと不思議がっていました。
参加した留学生は、すでに大学、大学院、専門学校などへの進路が決まっているとのことです。
留学生活はこれからも続くようですが、この日の思い出がいつまでも温かく心に残るようにと感じた一日でした。
文責:上田 和子 教授