2018.12.11

平成30年度 公開学術講演会が開催されました

maru 活動報告 tag 国文学会

12月8日 (土) に国文学会公開学術講演会が行われました。
光村図書出版株式会社執行役員 編集本部第一編集部長 山本智子先生をお迎えし、
「国語教科書のできるまで 誰もが必ず使うのに、案外知られていない教科書にまつわるあれこれ」の演題で講演していただきました。
教科書を作るには、4年間という長い年月をかけ、編集・検定・採択といった過程を経て児童・生徒のもとに届けられます。
光村図書出版では「変える勇気、変えない心」を大切に、時代に沿ったより良い教科書作りをしているそうです。
そのため、色覚特性を持つ方に配慮した色の配置や手書きの文字に近づけたフォントなどの開発、
文字を大きくした拡大教科書の制作など幅広く使いやすい教科書作りに取り組んでいるそうです。

200名を超えてが席が足りなくなるほど多くの方にお越しいただき、自分が使用した教科書の内容に思いをはせながら、
あまり知られていない教科書の裏話について知ることができた充実した時間となりました。
山本先生、どうもありがとうございました。