2018.07.25

第5回日文学科公開講座「ことばの力で未来を拓く」を開催しました

maru お知らせ

7月21日(土)、日文学科公開講座「ことばの力で未来を拓く」を開催しました。
第5回目となる今回は『源氏物語』をテーマに、
京都学園大学教授・山本淳子先生を講師にお招きし、「紫式部・『源氏物語』の「世」と「身」と「心」」という題でお話しいただきました。
山本先生は『紫式部集』から読み取れる紫式部の体験や内面をふまえて『源氏物語』を読み解き、この世の憂いを受け入れながら生きた紫式部の姿を示してくださいました。

本学マンドリン部による演奏も行われ、「川の流れのように」など親しみやすい曲をマンドリン合奏で聴くことができました。

講演後のトークセッションでは、本学科の鈴木隆司先生をコーディネーターに本学大学生・大学院生が参加し、「なぜ『源氏物語』が教科書に載り続けるのか」など身近な疑問を山本先生に解決していただきました。
また、会場からも質問が寄せられ、活発な質疑応答が交わされました。

酷暑の中での開催となりましたが、120名を越える来場があり、たいへん充実した時間となりました。
講演をお引き受けくださいました山本淳子先生、ご来場いただきました皆さまに心より御礼申し上げます。