2017.11.24

公開学術講演会が開催されました

maru 活動報告 tag 国文学会

11月24日(金)にアンソロジスト・文芸評論家・『幽』編集顧問 東雅夫氏をお迎えして、
武庫川女子大学国文学会主催 公開学術講演会「文豪と、怪談と-文学の極意は怪談である」が開催されました。

今話題の漫画やゲームの話も交えながら、有名な文豪がどのような怪談を書いたのか、先生の編纂書から学びました。
中には夏目漱石の「夢十夜」や中島敦の「山月記」もあり、学生に馴染みのある作品も怪談であったと改めて気づかされました。

その他にも、若いころの出版業界での経験、編集の仕事に就くことになった経緯などを話してくださいました。
編纂書では、たとえ子ども向けであっても漢字のもつ意味や雰囲気を大切にし、
「躑躅」などの漢字を文豪が書いたそのまま記載する、というこだわりも教えてくださいました。

大日・短日の生徒だけではなく、外部からも多くの方々に参加していただき、充実した貴重な時間となりました。