大日3年生の三好彩夏さんが、本学協定校である韓南大学校大学に1年間の留学生として滞在しています。
これから折に触れて、三好さんの留学だよりを皆様にご紹介していきたいと思います。
韓国に来て3ヶ月が経ちました。こちらの生活にも徐々に慣れてきて、最近では韓国人の友人達と過ごす時間が一層増えたように思います。5月17日に語学堂春学期の修了式が行われました。同じクラスの留学生達は日本、中国、ベトナム、モンゴルと国籍がバラバラで最初は戸惑いもありましたが、語学堂で勉強をするうちに親睦が深まり、一緒に昼食を食べたりカフェに行くこともありました。夏学期を受講せず自国に帰る友人もいるため、同じメンバーで再び勉強をすることは出来ませんが、この3ヶ月間で深めた親睦を今後も継続し、いつかまた会えたらいいなと思っています。
私は韓南大学でダンスサークルに入っているのですが、先日行われた学祭で初舞台を迎えました。別のイベントとの重なりもあって練習期間が3週間ほどしかなかったので、最後の一週間は授業の合間や空いた時間を使って毎日22時まで、遅いときは0時まで練習をした日もありました。不安もありましたが、前向きに頑張っている仲間の姿勢を見て本番は全力で楽しんで踊ることが出来ました。正直、同じサークルの人たちとは今までどこか距離があり、なかなか上手くコミュニケーションを取ることが出来ませんでしたが、この機会を通して距離が近くなったと実感しています。
そして、5月は文化交流プログラムに参加しました。このプログラムは韓国人学生と外国人留学生が少人数で集まって各国の文化を学び、親睦を深めることを目的としています。実際に参加したのは韓国人8人、日本人2人、中国人3人の計13人で、主に会話や討論で各国の文化を学んだり、ボードゲームをして親睦を深めました。参加していた韓国人学生の中に日文学科の方は1人もおらず、中国人留学生の方々も皆語学堂ではなく各学科で勉強をしているので、このような機会がなければ出会うことが出来なかったと言っても過言ではありません。今後も継続して親睦を深め、相互理解に努めていきたいと思います。