6月6日に本学中央キャンパスにて、「日本近代文学会関西支部」の春期大会が開催され、本学大学院博士課程の山田佳奈さんがご発表をされました。発表のタイトルは
太宰治「きりぎりす」の一考察
―「背骨にしま」われた〈かつての自分〉―
です。
山田さんは今回の大会に向けて、何度も発表の練習をされたそうで、その甲斐もあり、堂々と落ち着いた様子で研究発表をされました。山田さんの発表は先行研究の問題点を指摘する先進的な内容でしたので、発表後の質疑応答では多くの質問がなされ、白熱した議論が繰り広げられました。