本学科教員のS・Kが、北のどこかの大学にいるK・Sのもとで、2026年4月から7月まで、食を育むことばの研究をする。その忘備録の一部をお送りする。
1日、北の大学に到着した。そこは日本一広い大学。と言うと、大地の果てのようだが、受け入れ先の文学研究院は道内一の主要ターミナルS駅から徒歩圏内である。
2日、受け入れ先への挨拶後、共同研究室を整え、直近の予定をK・Sに確認した。帰路、少し余裕が出て見回すと、蕗の薹が開いている。ただ、構内は狐(エキノコックスを媒介)がいるから口にできないそうだ。
3日、近々の調査地を手配。北の大学では、指導教官を選ぶ日で、K・Sは担当教員(教務)として終日追い立てられていたらしい。息抜きにと、地ビール店に誘う(北の地はビール製造所が点在している)。S駅から30分圏内で5、6店舗はある。そのうち「ひらら」はこの季節、花びらを連想して春らしく感じる。「月と太陽」も詩的なネーミングだと思う。
4日、構内は静かだ。土日は休みらしいことを、と思う一方で、研究を、とも思う。朝食の傍らでラジオは、地元の名所と味覚を連発して「お出かけせよ」と促していた。結局、土曜日はサッポロビール博物館、日曜日はガトーキングダム。週明け6日は、月イチの研究チームによる会合。7日は六花亭の文庫。目と舌が充実しそうだと、計画に満足した。でも次週は、もう少し図書中心に、研究らしいことを記録しようと思う。
![]() 大学正門 |
![]() 蕗の薹と残雪 |

