2024年度入学生からの新カリキュラムにて「言語文化活動演習」が開講されました。
2025年後期から、少人数演習形式で、本学科の学問分野を「活動」を通じて「楽しむ」観点から学ぶ授業です。計15回の授業は、5回ずつ担当者が代わり、そのたびに新鮮な活動がスタートします。
2025年度は、リレー小説あり、百人一首あり、歌詞表現にエスノグラフィーほか、「楽しむ」 観点を多彩に学びました。ここではその一つ、「食のことば」で教材制作をした授業を覗いてみます。
グループで、カードゲームやすごろくなど、ゲームの中に、食を学ぶ言葉を詰め込んだ教材作成をする授業です。テーマも、必要なイラストも、ゲームのルールも学生自身が考案しました。
写真は、1.魚神経衰弱 2.おやつ博士 3.中華カードゲーム 4.鍋の具材取り合戦の4種。
まず、1.魚神経衰弱は、魚偏の漢字を集めたカードゲームです。魚偏の漢字は全部で16字を厳選、それで神経衰弱なんて簡単、と思いきや、「鮫(サメ)」をめくったら1回休みで1ペア隣にあげる、「鰐(ワニ)」をめくったら1回休みで1ペア戻して場を混ぜる(連帯責任)という、厳しいルールで、ハラハラドキドキ、とても盛り上がるゲームです。
2.おやつ博士は、カルタですが読み札がちょっと難しくて、大人向きかもしれません。読み上げられたおやつの歴史や特徴をヒントに、合致するおやつの絵札を取らなくてはなりません。次のおやつは何でしょうか?(写真がヒントです。)
例:始まりは安土桃山時代、豊臣秀吉の好物、赤白緑と三色に並んでいる。
3.中華カードゲームは、カードに描かれた食材で料理を作ります。最初に配られた7枚で作る料理は「こじつけアリ」ですが、中華料理という縛りがあります。「ショウガとニラと肉で炒め物」は中華料理に認定、しかし、「チョコレートと餃子の皮でスイーツ餃子」は不可になってしまうことも。すると、山札から1枚引いて次の人へ。料理上手への道のりは厳しい!
4.鍋の具材取り合戦は、すごろく形式です。さいころを振って、止まったところの食材は、必ず鍋に入れる、つまり、パスができません。蟹は美味しいけれど、チーズケーキはどうでしょうか。具材に点数が付いていて、「あがり(完成!)」になったとき、集計して順位を決めます。最初に上がったのに、点を数えたら最下位なんてことも起こる、油断大敵なゲームです。
さて、こうした活動を経て、食のことばはどう変化するでしょう。学生は、授業回ごとに連想語(食について連想した単語)を回答し、最後に集計結果を分析、活動と連動して変化する語彙表についてのディスカッションをして、授業を終えました。







