2025.07.25

「日本語教育学入門」の授業でゲストスピーカーを迎えました

maru 活動報告

「日本語教育学入門」は日本語教師をめざす学生が履修する「日本語教員養成課程」の中で、1年生前期の必修科目に位置づけられています。
日本語教師とは、日本語を母語としない人に日本語を教える仕事で、日本国内外の現場で活躍しています。
本科目では、実際に日本語学習者と会話する機会を設けるために、2025年7月3日の授業において、韓国と台湾の協定校から武庫川女子大学に交換留学に来ている留学生をゲストに迎えました。

留学生から写真の入ったパワーポイントを用いて1人ずつ自己紹介をしてもらった後、グループに分かれて交流を行いました。

以下は、受講生の感想です。

・PowerPointの発表で地元の紹介や有名な食べものなど教えてくださり、韓国や台湾の文化についても、いろいろ知ることができました。グループごとに分かれて話した時は、初めは誰が何を質問するか戸惑う場面もあったけれど、話題を振ってくれたり、逆に一人ひとりに質問もたくさんしてくれて、楽しい交流ができました。私も韓国が好きで興味があるので行きたいです!

・日本の四季や観光、食べ物などあらゆる面に興味を持って話してくれて、私達が普段気付かないことにも気付かされた。私も留学を考えていたので、語学のモチベーションに繋がった。

・実際に自分が調べていた 韓国や台湾の情報とはまた違った視点の情報や、日常の小さな違いなどを詳しく知ることが出来て嬉しく感じた。

・日本で実際に困ったことや、日本で楽しかったこと、日本に来た理由など留学生のリアルな部分を知ることができて楽しかったです。困ったこととして、コンビニの店員さんの接客で早口で聞き取れず、はい!と答えるしかないと言っていた方がいて、私も接客する時は気をつけたいなと思いました。日本人の私でも行ったことのない場所に旅行に行っていて、羨ましかったです。韓国や台湾の大学に、日本語の専攻があることに驚きました。なぜ日本語の専攻を選んだのかを聞くことができなかったのが少し残念です。日本を満喫しているお話を聞いて、日本を楽しんでもらえてることがとても嬉しかったです。

・授業が始まる前までは、「何を聞こうか」「どんな話ができるか」不安に思っていた部分も多くありました。ですが授業を終えて振り返ってみると、とても楽しかったです。なにより、日本語もスライドも出身地紹介も分かりやすくて凄いと思いました。
これまで日本語を学んでいる人と話をする機会はなかったので、実際に話を聞いてみて、日本語を学ぼうと思ったきっかけや日本との違いなど、直接話してみなければ分からなかったことを知ることができて、本当に良かったです。また、常に日本で生活している自分では気づけなかった日本ならではの文化や習慣について知ることができたし、観光地などの魅力にも気づくことができたので、とても有意義な時間を過ごすことができたように思います。

・2人の生徒さんと話して2人とも日本のアニメから日本語への興味が湧いたと言っていたのが印象的だった。高校生から第二言語として日本語の授業があったと聞いて驚いた。海外の大学にも日本語日本文学科があることを当事者から直接聞いて、日本語教育の広まりを実感した。

準備をして参加してくださった留学生の皆さん、ありがとうございました!